富山駅から徒歩圏内にありながら、水辺の開放感と洗練された景観を同時に楽しめる場所――それが「富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)」です。
「都会のオアシス」とも称されるこの公園は、世界一美しいと言われたスターバックスや運河を巡るクルーズ、春には桜の名所としても知られ、外国人観光客からも高い人気を集めています。
さらに、富山県美術館や富山県総合体育館が隣接し、観光・散策・休憩を一度に楽しめるのも大きな魅力です。本記事では、初めて訪れる方にも分かりやすく、環水公園の見どころや楽しみ方、周辺情報までを詳しく紹介します。
環水公園とは?|富山駅近くに広がる「都会のオアシス」
富岩運河環水公園(通称:環水公園)は、富山駅北側に広がる水辺の公園です。かつて物流の要だった運河を再整備し、現在は市民の憩いの場であり、富山観光を代表するスポットとなっています。
高い建物に囲まれた都市部にありながら、空が広く、水面がきらめく風景はどこか非日常的。散歩やジョギング、読書を楽しむ地元の人々と、カメラを手にした観光客が自然に溶け合う空間です。
富山駅から環水公園へのアクセス|徒歩で行ける観光名所
環水公園は、富山駅北口から徒歩約9分という抜群の立地にあります。

新幹線や在来線で到着後、少し歩くだけでこの景観に出会えるため、富山観光の最初や最後に立ち寄る人も少なくありません。
道中は歩道も整備されており、初めて訪れる方でも迷いにくいのが特徴です。重い荷物を持っていても、無理なくアクセスできます。
世界一美しいと言われたスターバックス環水公園店
なぜ「世界一美しいスタバ」と呼ばれるのか?
環水公園を全国区の観光地へと押し上げた存在が、「スターバックス コーヒー 富山環水公園店」です。

スターバックスの社内コンテスト「ストアデザインアワード」で2008年に最優秀賞を受賞して以降、海外のガイドブックにも掲載されるようになり、世界的に有名な店舗となりました。
水辺に突き出すように建てられた店舗は、ガラス張りの開放的なデザインが特徴です。海外のデザイン賞やメディアで紹介され、「世界一美しいスターバックス」と称されたことでも知られています。
昼と夜で表情が変わる特別な空間
昼は青空と運河の水面が映え、夜はライトアップされた天門橋と水面の反射が幻想的な雰囲気を演出します。
コーヒーを片手に、時間帯ごとに異なる景色を楽しめるのも、この店舗ならではの魅力です。
店内には海外の旅行客も多く、さまざまな言語が飛び交い、まるで海外のカフェにいるような雰囲気を感じられます。
テラス席では、愛犬同伴も可能です。

桜の名所としての環水公園|春は別世界の美しさ
春になると、環水公園は富山屈指の桜スポットへと姿を変えます。芝生には多くの家族連れや友人同士が集い、思い思いにくつろぐ姿が見られます。
この時期は、立山連峰にまだ雪が残っており、富山県美術館の屋上「オノマトペ」から望む環水公園の景色は、ぜひ一度は体験してほしいおすすめの眺望です。
運河沿いに咲き誇る桜と近代的な建築、水辺の景色が融合し、写真映えする風景が広がります。

夜にはライトアップも行われ、昼とは異なる幻想的な夜桜を楽しめるのも魅力。地元の人はもちろん、観光で訪れた人にとっても忘れられない光景となるでしょう。
運河クルーズで楽しむ環水公園の新しい魅力
環水公園では、富岩運河を巡る運河クルーズも楽しめます。
船上から眺める公園の景色は、地上とはまったく異なる視点。橋の下をくぐり抜ける体験は、大人から子どもまで人気です。

環水公園から岩瀬海岸までのコースでは、途中、国指定重要文化財の「中島閘門」(なじまこうもん)を通過します。
中島閘門は、パナマ運河の水門と同じ仕組みを持ち、運河の上流と下流の水位差を調整する「水のエレベーター」とも呼ばれています。

短時間で気軽に参加できるため、観光の合間に組み込みやすいのも魅力の一つです。
- 運航期間:3月~11月頃
- 運休日:冬季休業
- 料金:Aコース 片道2,500円(路面電車片道乗車券付) 環水公園 → 岩瀬 約60分
Bコース 片道2,500円(路面電車片道乗車券付) 岩瀬 → 環水公園 約70分
Cコース 往復2,000円 環水公園 ⇌ 中島閘門 約70分
周遊コース 片道700円 環水公園 発着 約20分(土・日・祝日のみ)
チケット販売:環水公園内の乗り場にて当日券販売
参考サイト:「富岩水上ライン」https://fugan-suijo-line.jp/
外国人観光客にも人気の理由とは?
近年、環水公園では外国人観光客の姿も多く見かけるようになりました。
日本らしい「水辺の静けさ」と、スターバックスという世界共通ブランドが同居している点は、大きな魅力の一つです。
言葉が分からなくても景観そのものを楽しめるスポットであることも、訪れやすさにつながっています。
環水公園周辺の観光施設もあわせて楽しもう
富山県美術館
建築とアートを同時に堪能
環水公園に隣接する富山県美術館は、建物そのものがアート作品のような存在です。
屋上庭園からは、晴れた日には立山連峰を望むこともできます。
富山県総合体育館
イベント時の活気も魅力
スポーツ大会やイベント開催時には、周辺が一気に賑わいを見せます。
バスケットボールチーム「富山グラウジーズ」の本拠地でもあり、一部改修を経て、2026年秋には「YKK AP ARENA」としてリニューアルオープン予定です。
静と動、両方の表情を楽しめるのも、このエリアならではの魅力です。
環水公園アクセス&詳細情報
- 所在地:富山県富山市湊入船町
- アクセス:富山駅北口から徒歩約9分
- 車:北陸自動車道 富山ICより国道41号線経由で約20分
- 駐車場:公園周辺に4カ所(計172台)
- 駐車料金:無料
※2026年3月中旬より有料化(1時間無料、その後30分ごとに110円)
まとめ|環水公園は富山を代表する癒しの観光スポット
環水公園は、アクセスの良さ、美しい景観、周辺施設の充実度と、すべてが高水準でそろった富山屈指の観光地です。
短時間でも、じっくりでも楽しめる懐の深さこそが、多くの人を惹きつける理由。富山を訪れたなら、ぜひ一度は足を運んでほしいスポットです。
富山には、環水公園以外にも自然と文化を同時に楽しめる魅力的なスポットが数多くあります。
このブログでは、富山観光であわせて訪れたいおすすめスポットを紹介しています。

